2014年9月7日日曜日

泌尿器科 2CK/ 日本医師国家試験対策

泌尿器科

<解剖生理学>

(1)腎の脈管

○脈管の関係

腹から: V→A→U

(2)尿管

尿管の長さ: 25~30cm

尿管の走行: 後ろから前へ; 総腸骨動静脈より前、大腰筋より前

膀胱三角部の機能: 逆流を防ぐ

狭窄部3か所: ①腎盂尿管移行部②膀胱流入部③総腸骨動脈交叉部→結石陥頓しやすい。

胃袋と膀胱は筋肉三層構造

膀胱は頂部のみ腹膜と接している。

膀胱粘膜は移行上皮

膀胱壁の中の尿管は斜走→逆流防止にgood

膀胱の容量は300~500ml

容量と膀胱内圧の関係は、正比例ではない

(3)精巣、精管

精液: 精子+精嚢液+前立腺液

精細管(周囲: 間質、白膜)→精巣上体→精管

精細管→①精細胞: 精祖細胞→精母細胞(第1第2減数分裂)→精娘細胞(セイジョウ)→精子

   →Sertoli細胞(FSH)

間質 →ライディッヒ細胞→テストステロン(LH)

精子の分化: 精細管 精子の成熟: 精巣上体

 

<尿がでない>

(1)尿が出ない

 

尿閉   ←鬱滞→         無尿1(腎後性無尿)

無尿2

       

原因

BPH

排尿反射↓(DM, LSS,脊損)=弛緩性膀胱=自律性

子宮脱

癌(骨盤内)

ARF: 腎前性, 腎性

症状

尿鬱滞→水腎症→腎後性腎不全

尿鬱滞→水腎症→腎後性腎不全

尿を作らない

治療

*導尿(家なら間欠的自己導尿、腹圧排尿)

*エコー下腎盂穿刺

*下腹部圧迫=手圧排尿禁忌

*エコー下穿刺

*腎瘻

生食、フロセミド

Cf. 排尿反射

1. 膀胱収縮 =副交感神経↑

2. 括約筋緩む=交感神経α↓

この二つが同時に起こるのが大切

Cf. BPH→αブロッカー: 出口緩める

抗コリン薬→尿閉: 抗コリン薬 (PL風邪薬にも入っている)

(2)尿閉の原因: BPH,②自律性膀胱(弛緩性膀胱)

①BPH

@検査: 尿流測定→エコー、MRI

ピークが下がってダラダラ出る

治療: 1st αブロッカー @2nd TUR and 自己導尿( 1stで効果ないとき)

②自律性膀胱; “反射”から独立した溢流性 。反射が起きずどんどん蓄積していく。

検査: 膀胱内圧検査

治療: 自己導尿(押し出す力が弱いとき)

遅れて、しかもだらだら出る

Cf腎不全→静脈性尿路造影はできない ∵濾過されないから

水腎症の状態でドレナージすると、腎性尿崩症になることがある→水腎症では必ず入院でin out管理しないといけない!!

 

<尿が出すぎる>

(1)頻尿

①多尿: 1. DM、2. 尿崩症

②過刺激: 3. 膀胱刺激症状、4.過活動膀胱

(2)尿失禁: http://jinzou.sekatu.com/nyousikkinn.html

①真性尿失禁: 尿路自体に異常

*尿管異所性開口

*括約筋損傷(前立腺全摘後など)

②仮性尿失禁: 尿路以外の異常

1. 腹圧性尿失禁:膀胱造影が有用

*骨盤底筋群↓→(多経産婦)いきんで漏れる

治療:骨盤底筋群のトレーニング

2. 溢流性(奇異性)尿失禁

*尿閉に伴う(たとえば、弛緩性膀胱⇒尿閉⇒溢流性尿失禁)

3. 切迫性尿失禁(過活動膀胱: 脳での)

4. 反射性尿失禁(過活動膀胱: 脊髄での)

5. 機能性尿失禁: 尿路以外の身体精神障害で生じる(ex: トイレまでいけない)

Cf. 腹圧性膀胱と過活動膀胱の鑑別

 

尿意

症状

腹圧性@

(-)

*頻尿(夜トイレ3~4回)

*失禁

過活動性膀胱  

求心路intact(中枢性、間質性膀胱炎)であれば(+)

*頻尿(夜トイレ3~4回)

*失禁

Cf. 神経因性膀胱: 過活動膀胱、弛緩性膀胱

◎過活動膀胱: 神経因性膀胱

排尿反射↑: 反射性/切迫性→尿失禁→治療: 抗コリン薬

 

尿意

場所

反射性(自動性)

(- )

脊髄

切迫性(無抑制)

(+)

大脳

*脊髄は狭いので、求心路(尿意)も遠心路(過活動抑制)も破壊される。

*大脳は広いので、遠心路(過活動抑制)のみ破壊される。

◎弛緩性膀胱: 神経因性膀胱@

排尿反射↓⇒尿閉⇒尿失禁⇒治療: コリン薬

①自律性  ; 求心路、遠心路共に

②知覚麻痺性; 求心路のみ

脊髄中枢=S2~4

D/D排尿反射による失禁の分類

①排尿反射正常: 真性尿失禁、機能性尿失禁、腹圧性尿失禁、尿閉(BPHなど)

②排尿反射過剰: 過活動性膀胱(切迫性尿失禁、反射性尿失禁)

③排尿反射低下: 弛緩性膀胱

 

<機能障害>

(1)水腎症

腎盂が拡大→腎後性腎不全(特に集合管障害されやすく腎性尿崩症の状態に)

→腎性と同じ

* Uosm=Posm: 等張尿

*尿Na上昇

原因は?: 尿路の閉塞

①尿閉(BPH, 自律性)

@②尿管の閉塞 cf. 馬蹄腎: 両側性のこと多い 膀胱三角瘤: 先端が狭窄=ピンホール様

@後部尿道弁→精丘のところで膜様弁が生じる→両側性水腎症

腎盂が大きく見える→①水腎症②慢性腎不全(腎実質の縮小で腎盂が大きく見える)

(2)膀胱尿管逆流症(VUR)

排尿時に膀胱→尿管逆流: 尿管鬱滞→①水腎症②急性腎盂腎炎

①原発性

逆流防止の未熟→年少児(性: 女>男児)

原因: 膀胱三角部の機能未熟、尿管が垂直に膀胱に侵入(締め付け弱い)

②続発性

@膀胱より下流―鬱滞

Ex: 尿閉

@検査: 排尿時膀胱造影, IVP, エコー, CT

Cf. IVPはCr>2mg/dl以上あるときは造影が不十分なことが多く、しかも腎機能をさらに悪化させる可能性が多い

治療: @

①原発性: まずF/U→改善しない水腎症などを認める→逆流防止術を試行する

②続発性: 原疾患の治療

Cf. 下大静脈後尿管

⇒右の尿管うっ滞から結石伴って血尿を呈することあり

(3)尿管異所開口

*概念

尿管が正常の尿管開口部以外の場所に開口するもの

*臨床像

患側の水腎症の原因になりやすい。女性の場合尿失禁の原因として重要。

*検査

⇒静脈性尿路造影

インジゴカルミンを静注すると異常開口部から排泄がある

⇒当然、上から流さないと意味ない!!

*治療@

腎機能が良好なら尿管膀胱吻合術。腎機能不良なら腎尿管摘除術。

 

<尿路感染症>

(1) @炎症疾患: 10^5/ml以上を認めることが診断基準の一つである

 

発熱

特異的な症状

急性膀胱炎

陰性(管腔臓器なので)

*膀胱刺激症状(頻尿・排尿時痛・残尿感)

急性腎盂腎炎

陽性

*背部痛

*CVA tenderness(腎被膜伸長による)

*膿尿ほぼ必発

急性前立腺炎

陽性

*会陰部不快感

*膀胱刺激

*排尿障害、膿尿認めることあり

急性精巣上体炎

陽性

*陰嚢痛

*陰嚢腫脹 D/D精巣捻転: 発熱(-)で鑑別

逆行性が多い⇒排泄障害が伴う時に原因になる=尿道下裂はリスクになりにくい

GNR: 大腸菌

尿沈渣: 白血球, 赤血球

@治療: ニューキノロン系

単純性→基礎疾患(-)

複雑性→基礎疾患(+)

(2)STD

淋菌性

クラミジア

潜伏期

3d~1w

1~3w

分泌物

(+)膿性

(±)漿液性

検査@

Gram染色

DNA診断

治療@

セフェム・PC・ニューキノロン

マクロライド・テトラサイクリン・ニューキノロン

(3)尿路結核

空気感染→肺へ→経血行的→①まず腎臓、次に腎臓から排泄されて尿路へ、②尿路へ

尿路: 変形、狭窄(乾酪性肉芽腫により)

 

<尿路結石>@男性は女性の2倍以上!!、上部尿路の方が多い。

(1)原因

1. Ca結石

シュウ酸カルシウム結石(最多): 正四面体、正八面体

リン酸カルシウム結石(シュウCaとの混合石)

 

原因

@シュウ酸Ca結石

①尿にCa↑:

(1)濾過量多い;血中Ca↑(副甲状腺↑、骨吸収↑(ねたきり、遠位RTA))

(2)Ca再吸収×; ステロイド、Cushing症候群、炭酸脱水素酵素阻害薬

②尿にシュウ酸↑:

(1)遺伝性

(2)腸管吸収性高シュウ酸血症:

腸管内のCa-FFA結合↑→シュウサン-Ca結合↓→シュウサンの腸管吸収↑

(3)食事性: ホウレンソウ、チョコ、ココア、VitC

③うっ滞/ 異物(カテーテル)

2. リン酸アンモニウムマグネシウム結石

UTIに合併する→尿がアルカリ: リン酸アンモニウムMgが沈殿→結石→UTIの悪循環

女性に多い: UTIの頻度に関連

形状: 珊瑚状腎盂(悪循環で育って大きくなる)

そもそもの頻度も多い(尿酸結石より多い)∵UTI頻度が関係する

3. 尿酸: 高尿酸血症

酸性で沈殿しやすい→予防: 尿をアルカリにする

X線: 陰性石(CTで描出)

Cf: サイアザイド→尿中への尿酸排泄↓→尿酸結石×

4. シスチン結石: 常染色体劣性遺伝、六角形

酸性で沈殿しやすい→予防: 尿アルカリ化

X線: 陰性石(CTで描出)

治療薬: ペニシラミンがキレート剤として機能する

Cf. 糖尿病とアルドステロン症は尿路結石の原因とならない

Cf. 海綿腎: 集合管の障害で鬱滞→結石ができる

(2)診断~治療の流れ@

*側腹部痛

*会陰部への放散がある(CVA tenderness)à 尿鬱滞

→尿: ①試験紙法: 鮮血陽性 ②沈渣:RBC(変形なし) 試験紙法で陽性→沈渣を行う

1. エコー: 腎盂にあればこれでわかる

2. X-P: エコーが弱い尿管もok@

3. CT

4. IVP: どうしてもわからないときに施行、尿路形態の異常と陰影欠損)

→石の診断とともに水腎症の有無もみる

治療:@

①10×6mm以下; 自然排石可能@

*保存的: 1. 飲水、2. 抗コリン薬(平滑筋緩む、痛みも減る)、3. ペンダゾシン、硬膜外麻酔(鎮痛して緩ませる)

*結石溶解: 1. 尿酸結石⇒アロプリノール、2. シスチン結石⇒D-ペニシラミン、3. Ca結石⇒サイアザイド

②長径10mm以上: 自然排石無理→結石破砕術(ESWL体外衝撃結石破砕術)⇒難治例には経皮的腎砕石術や経尿道的尿管砕石術との併用療法。

Cf. 尿管ステントが留置されることもある

③手術的治療の適応

a. 腎機能障害をきたす尿路の閉塞 b. 難治性尿路感染症の併発 c. 自然排石困難な結石

(3)尿pHとX線透過性による分類

①尿pH

酸性: キサンチン、尿酸、シスチン、シュウ酸Ca

アルカリ性: リン酸Ca、リン酸マグネシウム、リン酸アンモニウム

②X線透過性

透過性大: キサンチン、尿酸、シスチン(語呂: キニシない)

透過性小: シュウ酸Ca、リン酸Ca

 

<尿路系の腫瘍>

腎細胞癌/ 膀胱癌→血尿(無症候性、間欠的)

→尿細胞診を行う(陽性率高く有用)、IVP(尿路に接しているので有用)

腎細胞癌

腎盂・尿管癌

尿道癌

膀胱癌

由来

尿細管上皮由来

移行上皮癌

仮性重層円柱上皮

移行上皮が90%

(1)腎細胞癌

@原因: ①VHL遺伝子×(がん抑制遺伝子)②長期透析 →腺癌

@症状: 腫瘤、疼痛、血尿(ただし早期症状乏しい)

特徴: ①Hypervascular(血行性転移)、②ホルモン放出↑↑(Epo, PTHrP, サイトカイン→発熱)③静脈内への浸潤傾向強い

@検査: ①エコー ②CT/MRI ③Angio ④IVP ⑤尿細胞診

手術: ①~4cm: 部分的腎摘除 ②4cm~: 根治的腎切除(Gerota筋膜ごと)

→手術適応ないときサイトカイン療法( IFNなど)

Cf. IVP=intravenous pyelography

(2)膀胱癌

原因: 不明、ナフチルアミン・オーラミン・ベンジジンはリスク

病理: 移行上皮癌、乳頭状増殖、多発性(空間的: 同じ移行上皮領域の腎盂、尿管にも発症、時間的: 再発起こる)

症状: 血尿(初期に発見できる)

検査: ①エコー(1㎝以下でも描出可能) ②CT,MRI(深達度も) ③膀胱鏡→生検(深達度も) ④膀胱造影/IVP( 膀胱内のコントラスト劣るが腎盂尿管系を幅広くスクリーニングできる)⑤細胞診

◎治療

①表在癌: TUR-Btの後に抗癌薬、BCGの膀胱内注入療法を行う

②浸潤癌: 膀胱全摘+抗癌薬全身投与

(①上皮内癌: 膀胱内に抗がん剤、BCG注入→辺縁不明瞭なため

②粘膜下層: 内視鏡的切除(TUR)

③筋層: 手術+尿路変更術)

Cf. 尿路変更術

(1)腸に尿を出す(S状結腸): 感染の問題。

(2)回腸を一部切除し導管を作って、皮膚に露出させる(リザーバーを作る)→感染の問題はすくないがコスメティックな問題あり。

Cf. レノグラム@

  • 閉塞性腎疾患や腎血管性高血圧症、腎腫瘍などにおける分腎機能評価や治療後の経過観察に有用です。
  • アイソトープを静脈内に注射しながら30分連続撮影する。腎臓に流れ込む血液の様子、左右の腎臓それぞれの機能を知ることができる。
  • 移植腎の機能評価が可能です。
  • 利尿剤を負荷して検査を行う利尿レノグラフィでは、尿路系の拡張が器質的な閉塞によるものか、機能的なものかの鑑別が可能です。

◎尿膜管→胎生期に膀胱から臍帯へ向かう管: 胎生期膀胱からの老廃物を排出

→生後は閉じる

①嚢胞→鬱滞、感染のリスク

②発癌(腺癌): 予後悪い

 

<生殖器の腫瘍>

(1)前立腺

○輪切にした絵

腹側: 膀胱 背側: 直腸

前立腺:

①中心域; 本来の前立腺→精液の一部を作る(精子活性↑)

@②移行域(周囲腺)→BPH

③辺縁域→前立腺がん

○横から見た絵

移行域: BPH→図より膀胱刺激、排尿困難生じやすい

辺縁域: 前立腺がん→図より症状生じにくい

①肥大症(正常前立腺=くるみ大)

診断から治療の手続き

○診断@

頻尿→排尿困難(+)→排尿困難(++)残尿感→尿閉(特に飲酒後)

→①スコアを付けるIPSS ②尿流測定 ③エコー、(CT)、MRI

尿の出方が遅い、積分したら尿量

肥大症では、機能異常の検査の方が重要

○治療

排尿困難(+)~ →α1ブロッカー

排尿困難(++)、残尿感~ →α1ブロッカー+TUR

尿閉→α1ブロッカー+TUR

Cf. TURでは、電流を使用するため灌流液として非電解質等張液を使用する。

Cf. 排尿後尿滴定→残尿強

②前立腺癌

診断から治療の手続き

○診断

@健診で見つかること多い: PSA↑(PAPも上昇、癌特異的)

検査:

①エコー: 経直腸的

@②MRI: T2;辺縁域高信号→高信号でない不整なmass

③生検: 経直腸的

○治療@

A: たまたま(BPHのTUR)→F/U

B: 前立腺内 →手術=前立腺全摘 (+放射線+内分泌)、放射線治療も根治術たる

C: 骨盤内 →(手術+)放射線+内分泌

D: 骨 →内分泌+(補助的に化学療法、効きづらいので)

Cf. 内分泌療法@

①産生↓: GnRHa

②受容体ブロック: 抗アンドロゲン薬=フルタミド(CAB療法)

③アンドロゲン活性↓: 5α還元酵素阻害薬=フィナステリド

③拮抗: エストロゲン製剤

○骨転移→脊椎、骨盤

脊椎: 椎体に転移→脊柱管内に浸潤して神経症状

①下肢、筋力低下、感覚×

②排尿×→自律性膀胱→尿のうっ滞、急性腎盂腎炎→導尿・輸液(尿閉に近いときに導尿すると導尿後尿崩症様の症状呈する)@

Cf. 膀胱瘤

(2)精巣腫瘍: 25-35

受精卵→セミノーマ: LDH↑

@胎児細胞→胎児性癌、卵黄嚢腫、奇形腫: AFP↑

絨毛細胞→絨毛癌: hCG↑

○診断から治療への手続き@

精巣腫大(無痛性、透光性なし)

検査: エコー、CT/MRI、腫瘍マーカー、生検は禁忌

手術(転移があっても施行する: 放射線化学療法が著効するので)

術式: 高位精巣切除術(鼠蹊部のレベルで精巣動静脈を切除する)

@治療: ①セミノーマ: 放射線・化学 ②非セミノーマ: 化学療法

ただし範囲広いときはセミノーマでも放射線療法施行せずに、化学療法を行う。

 

<外傷>

(1)

○分類: 出血量の度合いで分類@

1度: 挫傷

2度: 裂傷

3度: 破裂、断裂

4度: 腎茎

http://www.geocities.jp/study_nasubi/e/e66.html

○症状

血尿(腹部損傷後血尿でたら腎損傷疑う): 膀胱バルーンカテーテルを入れておく

@→血尿見られたら①造影CT、②Angio、③IVP

☆血尿の程度は腎損傷の度合いを反映しない。

○検査

腹部X線像影CT、腎動脈造影、IVP、DIP(≒IVP)

⇒逆行性腎盂造影は禁忌: 尿道通すと腹腔内に最近まき散らす??

○治療

1度→保存

2度→塞栓術の適応もあり

2~4度→開腹手術する

(2)尿道

 

原因

症状

その他の所見

膜様部損傷

骨盤骨折

血尿

 

球部損傷

直接会陰部損傷

排尿困難・尿閉

会陰部出血斑

○診断: 逆行性尿道造影(cf. 尿道近くはこっち、より腎近いのはIVP)

○治療:テで保存的、手術(一期的、二期的手術:一時的に膀胱瘻を作り血腫落ち着いてから)

(3)精巣の外傷

病因: 白膜が断裂

症状: 精巣腫脹、疼痛

検査: エコー, CT/MRI

○治療

軽症→F/U

重症→血腫除去/精巣摘出

 

<先天性>

(1)

①嚢胞

嚢胞腎

 

嚢胞腎

海綿腎

病因

○遺伝性:

AD-成人

AR-小児・重症(1歳以内で死亡する)

○非遺伝性: 成人からみられること多い、両側性

病態@

尿細管と集合管の癒合不全

→嚢胞が形成され周りを圧排、破壊→血尿・多尿→CRF

Cf. 腎実質が破壊されるので高血圧も呈する

集合管の拡張(錐体部に異常)→小さい嚢胞で周囲を壊さないが、うっ滞が強い→尿路結石

合併症

*肝、脾臓、すい臓に嚢胞

*脳動脈瘤

 

検査

 

IVP: 錐体部にブラシ状の陰影

腎嚢胞エコー

IVP: 上部尿路の診断にgood http://www.harasanshin.or.jp/kensa/housha/ivp

②癒合した腎: 下極で

馬蹄腎: 遺伝性なし

症状: 一~両側に尿管狭窄→水腎症(前を尿管が下りるので)

@特徴的な所見: Rovsing徴候; 背屈で癒合腎が脊柱に押されて、狭窄が起こる→痛み++

検査: CT/MRI

(2)尿管→3つあり、互いに合併しうる@

①異所性の開口→真性尿失禁

②瘤を形成する→尿管瘤→小さい穴なので狭窄も起きる

③重複尿管

◎重複尿管

Meyerの法則

上から出たもの→下に開口しやすい: VURは生じにくい(斜めに挿入するので)、尿管瘤あることも。

下から出たもの→上に開口しやすい: 三角部より上に開いたときVUR生じやすい。

Cf. 女性の場合、尿管瘤が外尿道口から脱出することもあり。

(3)精巣

下に降りてくる

横から

腹膜が筒、症状突起→その中に精巣動静脈を包む

①下に降りない→停留精巣: 生下時に降りているのがふつう、数か月までは下に降りる、1歳~は治療対象→乏精子症/ 発癌→治療は精巣固定術

②袋が閉じない

1. 外鼠径ヘルニア

2. 陰嚢水腫

3. 精巣捻転症

病態: 動静脈狭窄: 虚血、うっ滞

症状: 腫脹・圧痛

治療: 4-6hr以内の手術(整復)

検査: ドップラーで血流→途絶している

治療: 精巣固定術を両側に行う

○精巣腫脹のD/D@

   

透光

その他の特徴

無痛性

陰嚢水腫

精液瘤

精巣腫瘍

あり

あり

なし

硬い

有痛性

精巣捻転症

精巣上体炎

なし

なし

Prehn徴候陽性

発熱、Prehn徴候陰性

Prehn徴候: 精巣を拳上して痛みが増す→陽性

精巣上体炎→精巣に鬱滞した血流が下がり痛みが減る

精巣捻転症→鬱滞がよりつよくなり痛みが増す

良性で、無症状のものはF/Uの必要なし。

○精索静脈瘤@

①特発性

②続発性→腎細胞癌

左に出来やすい

急にできる→腎細胞癌を疑う

特発性→乏精子症の最大の原因

<その他>

陰茎の勃起と障害

@陰茎海綿体→海綿体洞: 血液が充満→勃起する: 副交感神経刺激(骨盤神経)

治療薬→シルデナフィル; 硝酸薬と同時投与は禁忌

○持続的勃起

@*血液の病的な、うっ滞→白血病が原因であることが多い

*亀頭の拡張(⇒排尿困難(-))がないこと、圧痛を認めることが特徴

*最終的に勃起不全になる

○精巣損傷

Adding

腎乳頭壊死: http://blogs.yahoo.co.jp/comoson2000/60644318.html

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